希薄化防止条項とは

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希薄化防止条項

希薄化防止(anti-dilution)条項とは、例えばスタートアップが業績悪化により新規のファイナンスを実施する際、以前のファイナンスにおける株価よりも低いValuation(ダウンラウンド)となる場合に、既存株主の持株比率を著しく希薄化(Dilution)させてしまうことを防ぐための条項。優先株に付けられる権利の一つであり、投資家側のリスクを下げる事を目的に設定される。

希薄化防止条項における転換比率調整のための計算方法として、ラチェット条項と加重平均方式の二種類がある。

・ラチェット条項
 以前のファイナンス時のValuationからダウンラウンドの株価に置き換えて普通株式への転換比率を調整する条項。
 持株数が調整されることから、既存投資家にとって非常に有利な条項であると言える。
      
・加重平均方式
 発行済み株価と持株数を、全ての株式の加重平均価格に引下げて転換比率の調整をする方式。
 こちらの方が比較的一般的に採用される。



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