新規事業のアイディアが思い浮かばない人は「ゴールドラッシュのリーバイス戦略」を参考にすべし!

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 新規事業のアイディアが思い浮かばない人は「ゴールドラッシュのリーバイス戦略」を参考にすべし!

「将来は起業したいんだけど、なかなか良いアイディアが思い浮かばない」
「会社で新規事業企画を出さなきゃいけないんだけど、どうすれば良いか分からない」


上記にあてはまる方、実はかなり多いと思っています(シバタイムス調べ)。


別に自分も偉そうなことを言える立場では無いのですが、社内・社外のビジネスコンテストで結果を出してきたこともあり、こういう悩みを持つ方の相談を受けることがしばしばあります。


実際に自分がアイディアを考えるときは、既存のフレームワークを組み合わせることが多いのですが、
今回は一つ参考になる考え方を共有できればと思います。

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ゴールドラッシュのリーバイス戦略

 新規事業のアイディアが思い浮かばない人は「ゴールドラッシュのリーバイス戦略」を参考にすべし!
「ゴールドラッシュ」とは、1850年代に米カリフォルニア州で「砂金」が発見されたことをきっかけに、全米から30万人もの人が金の採掘に押し寄せたという出来事を指します。

このゴールドラッシュ、金の採掘者たちは儲けることができなかった反面、実はその人たちに向けて作業用のジーンズを提供したリーバイスが一番儲かった、というエピソードとして有名です。

では、ビジネスプランを考える際に、このエピソードをどう応用するべきか。
以下の2点が重要だと思っています。

1.「ゴールドラッシュ」=現状どの分野か(または将来どの分野になりそうか)

2.「リーバイス」=その分野に対してどんな価値を提供すべきか


まず1.に関してですが、記憶に新しい分野では2010年〜2011年にネット業界を賑わせた
「共同購入クーポン」が例に挙げられるかと思います。
 新規事業のアイディアが思い浮かばない人は「ゴールドラッシュのリーバイス戦略」を参考にすべし! 当時は短期間に200を超える事業者が参入したほど。まさに雨後の筍の如く、凄まじい勢いで参入が相次ぎました。現在ではほとんどの業者が撤退を余儀なくされた訳ですが(実は私も前職で・・)。

そして2.に関しては、クーポン事業者に対してオンライン決済の手段を提供するサービスや、クーポン機能をASPで提供するサービス、クーポン情報のまとめサイト等の周辺事業も多く立ち上がりました。

また、最近で言うと「ソーシャルゲーム市場」がゴールドラッシュに該当する分野だと思います。
短期間で高収益を上げた企業が続出し、それに続けとばかりに多くの企業が市場に参入しました。

ただ、このように大きな変化が起こった際、動きの速いネット業界では即レッドオーシャン化します。
早期に参入してノウハウを確立できた企業か、資金力に強みのある企業以外は生き残る事が難しい状況になってしまうことは想像に難しくないでしょう。

そこで、ソーシャルゲーム市場における2.のリーバイス戦略をうまく実践していると思われるスタートアップを、参考までにご紹介したいと思います。

ソーシャルゲームのカードイラストを提供する「MUGENUP」


 新規事業のアイディアが思い浮かばない人は「ゴールドラッシュのリーバイス戦略」を参考にすべし!

ソーシャルゲームのカードイラストなどをクラウドソーシングで制作するプラットフォームを運営するのが「MUGENUP」です。

カードバトルゲームが盛り上がりを見せたタイミングで、カードのイラストをアウトソースしたいというニーズに上手く応えることにより、順調に業績を伸ばしているようです。

クライアントとなるゲーム提供会社からのリクエストを受け、提携している外部の制作者に依頼。
その際、キャラクターのデザインから線画、塗り、背景などの作業行程を細かく分解し、各イラストレーターの得意分野に割り振って効率よく質の高いアウトプットが出せるようなディレクションを推進しているとのこと。

尚、2011年にインキュベイトファンドからシードマネーの提供を受けており、昨年にはニッセイキャピタルから1億円の資金調達に成功しています。

今後、ブラウザからネイティブアプリへの移行が予想されるソーシャルゲーム市場において、同社がその急速な変化に対応していけるかどうか非常に注目です。

ソーシャルゲームの音声素材をクラウドソーシングで提供する「Voip!」


 新規事業のアイディアが思い浮かばない人は「ゴールドラッシュのリーバイス戦略」を参考にすべし!

上記ではイラストの提供サービスを紹介しましたが、競争が激しいソーシャルゲーム市場において、イラストだけでは差別化が難しくなってきているという状況もあるそう。そこで、株式会社Groodが提供するのは音声のクラウドソーシングサービス「Voip!」。

ゲーム提供企業が希望するセリフを声優に公開し、声優が自身で音声をVoip!にアップロード。企業側はオーディション形式で声優を採択し、音声の納品が完了した時点ではじめて料金が発生するとのこと。

Voip!は今年に入って開始されたばかりのサービスですが、既に1,500人以上の声優が登録しているようです。

ちなみに、こちらもインキュベイトファンドからのシードマネーが入っており、先日East Venturesから資金調達を実施したと発表がありました。尚、創業者はIncubate Camp 3rdの優勝者だそうです。


という事で

ソーシャルゲーム市場を例に、ゴールドラッシュにおけるリーバイス戦略を紹介させていただきました。

盛り上がっている市場、または今後そうなる可能性のある市場を日頃からリサーチしておき、
ニーズのあるところに適切なサービスを提供する、という非常にシンプルですが効果的な方法だと思いますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

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