実は楽天が国内ファッションEC市場で圧倒的1位だった件

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楽天が2/14に発表した2012年度第4四半期の決算資料では、
同社ファッション分野の流通総額がZOZOの4倍強とのことでした。

国内ファッションEC市場は、楽天が実はダントツだったという結果になってます。



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楽天の決済発表資料

以下の図は楽天の決算説明会資料から抜粋させて頂いたものです。

 実は楽天が国内ファッションEC市場で圧倒的1位だった件

上記によると、2012年度の楽天におけるファッション分野の流通総額は、
約3500〜3600億円といったところでしょうか。

ZOZOは約800億円と読み取れますので、資料にある通り圧倒的な規模差となっているようです。

楽天のファッション分野というのが、楽天市場のファッションジャンルの全カテゴリを含む数字なのか(靴やジュエリージャンル等)は分かりませんが、日経の記事によると楽天市場全体の流通総額は1.2兆円との事ですので、ファッション分野で全体の約3割を占める規模になっていると思われます。

そもそも、楽天が個別ジャンルの競合比較を発表すること自体が珍しいのかなと。それだけファッション分野に力を入れているという表れかもしれません。

ファッションECはZOZOTOWNというイメージが強いですが、楽天はやっぱりスゴいなと。



ファッションECの価格競争化

以下はZOZOTOWNにおける商品単価を示すデータです。(株式会社スタートトゥデイ決算資料より)

 実は楽天が国内ファッションEC市場で圧倒的1位だった件

13年3月期の商品単価は7,624円ですが、2年前の同期と比較すると2割近く単価が下がっているようです。

決算資料で示すように、楽天がこれだけの規模でもファッション分野で高い成長率をキープしている要因として、やはりユーザーの低価格志向が強まっているからでは?と考えられます。

ZOZOTOWNの単価下落も当然それを示す一因だろうと思います。
現状ではまだ両社の取り扱い商材がすみ分けられていますが、楽天のスタイライフ子会社化に見られるように今後大手アパレルブランドを積極的に取り込む形になれば、品揃えによる差別化が難しくなりますので、ますます価格競争力に秀でる楽天が優位な状況になるのではと予想します。



楽天と競合ECとの比較

また同決算資料にて、競合であるアマゾンとヤフーショッピングとのシェア比較も示されていました。

 実は楽天が国内ファッションEC市場で圧倒的1位だった件

こちらはファッションに限らず各社の全体取扱高とその市場占有率を示す内容ですが、それによると楽天が28.8%と大きくリード。対してアマゾンが12.4%のシェアを占めており、また両社は順調にシェアを伸ばしています。

一方でヤフーショッピングはシェアがやや縮小傾向にあるようです。
爆速ヤフーのEC領域における巻き返しに注目ですね。

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1 comment

  1. Pingback: 実際のところ楽天とアマゾンはどっちが勝っているのか?流通総額を試算してみた | CyberTimes [シバタイムス]

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