KAUPON事業譲渡!業界を賑わせた「共同購入クーポン」市場は今どうなっているのか?

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 KAUPON事業譲渡!業界を賑わせた「共同購入クーポン」市場は今どうなっているのか?
本日、共同購入クーポン事業「KAUPON」を運営するキラメックスが、その「KAUPON」を事業譲渡するというリリースが発表されました。

事業譲渡に伴う運営会社変更のお知らせ

この度、2013年8月1日をもちまして、「KAUPON」に関わる事業を株式会社サイブリッジ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:水口翼、以下サイブリッジ)へ移管することとなりました。


キラメックスの村田社長とは同期(楽天06新卒入社組)であり、かつ私自身、楽天在籍時に共同購入クーポン事業のプロジェクトリーダーとして市場への参入(そして撤退)を経験しましたので、本件については何とも感慨深いというか、時代の流れの早さを感じます。

そんな訳で「共同購入クーポン市場」の現状が気になったため、さくっと調べまてみました。

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共同購入クーポン市場の誕生


日本における共同購入クーポン市場は2010年4月、piku(ピク)が先陣を切る形で始まりました。
翌5月にKAUPONが誕生し、6月にはQPON(キューポン)、ミナワリ、後にグルーポン・ジャパンとなるクーポッド、ゴーチと次々に参入者が登場。

20107月にはリクルートがポンパレ(当時はポンパレード)を、8月はシェアリー、トクー!ポン、Coopa(クーパ)と続き、2010年末には150サイトを数えるまでに増加する「戦国時代」に突入します。

しかし、世間を賑わせた「おせち事件」が発生した2011年1月以降、相次ぐ参入も200サイトを超えた辺りで一気に収縮し、この頃から事業者間による統廃合が活発に行われるように。Groupon VS ポンパレの二強と、それに続く第三勢力の数社という市場ポジションもほぼ固まり、2011年末時点での稼働サイトは70サイトを下回る形になりました。

海外でも、Facebookが「Deals」というサービス名で共同購入クーポン事業を2011年4月に開始しましたが、わずか3ヶ月後で終了、なんてこともありましたね。

共同購入クーポン市場規模の推移


ブームが去ったその後、共同購入クーポン市場がどうなっているのか気になり、販売総額の推移についてまとめてみました。

 KAUPON事業譲渡!業界を賑わせた「共同購入クーポン」市場は今どうなっているのか?
2011年6月をピークに、各事業者の総販売高の合計がほとんど成長していない事が分かります。月間30億円前後でほぼ横ばいという状況。参考にしたクーポンJPさんのデータが2013年2月までしか公開されていなかったため、直近の数字は分かりませんが、恐らく大きくは変わっていないのでは無いかと思われます。

次に各事業者ごとの販売実績についてですが、この市場における「2強」であるGrouponとポンパレの販売高推移をグラフにしてみました。

 KAUPON事業譲渡!業界を賑わせた「共同購入クーポン」市場は今どうなっているのか?
2011年まではGroupon優勢だったのに対し、2012年に入るとポンパレがしっかりと追いつき、その後は両者拮抗しているように見えます。ただ、こちらも上記と同様、右肩上がりで急成長を続けているという状況では無さそうです。

また、2強を追いかける事業者については、2012年9月に楽天がシェアリーを買収。買収前の2012年6月の販売高が約2億円だったのに対し、買収後の2013年6月には約3億円に成長しているようです。

高級路線のルクサについては、2013年3月にジャフコから5億円の資金調達を実施。サービス開始時の2010年11月にもジャフコから5億円を調達しています。停滞気味のこの市場で、ベンチャーである同社が積極的に勝負するというのが非常に興味深いです。


という訳で、多くの企業が一気に参入し、また多くの企業が一気に去っていった共同購入クーポン市場の今はこんな感じでした。

キラメックスの今後に期待してます!

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