2013年のSEO市場規模は327億円、2015年には432億円に成長ってホントかな

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オプトグループのクロスフィニティ株式会社が先日、国内のSEO市場調査を発表しました。
クロスフィニティ、2013年度版SEO市場予測を発表

この発表によると、2012年の国内SEO市場規模は272.7億円であり、2013年は前年比120%の327.7億円へと成長、さらに2015年には432.9億円まで拡大するという予測でした。
足下の市場では、パンダアップデートやペンギンアップデートなど、Googleが低品質なサイトや悪質なバックリンクの取り締まりを強化し、SEO業界は大きな変革の時を迎えていると感じています。そんな不確定要素の多い状況下において、なぜここまでの市場拡大が予想できるのでしょうか。

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今後のSEO市場について

今回のプレスリリースから市場規模予測のグラフを転載しました。
 2013年のSEO市場規模は327億円、2015年には432億円に成長ってホントかな
冒頭でも申し上げた通り、現在のSEO市場は大きな変化の真っ最中であると言えます。悪質な被リンクを販売してきたブラックハットSEO業者は次第に淘汰されていくでしょうし、実際にその効果がGoogleの度重なるアップデートにより著しく低下しているケースも散見されます。

SEO業者にお金を払って順位が下がってしまった、にも関わらずリンクの管理が出来ていないためリンクを外せない、またはリンクを外すのにもお金がかかると言われた、という笑えない事態も多く発生しているようです。

では、この先SEO事業者が何を提供すべきかというと、まず第一は内部施策の最適化(コンサルティング)でしょう。本プレスリリースのも、2012年の振り返りとして下記のような記述がありました。

Googleの方針を受けてGoogleペナルティ解除サービスや自然リンク獲得とSEO内部施策を中心にコンテンツに主眼を置いたサービスを提供する企業も出てきました。


手っ取り早く順位を上げられた外部施策に比べ、内部施策は手間ひまと時間がかかります。何よりクライアントのサイト設計自体に手を入れるケースもあり、その分難易度が高い。ただこうした状況から、クライアント側でも内部施策の見直しを図る機運が高まるのでは無いかと思います。
アユダンテ社のように内部施策に特化した技術志向のSEO事業者はまだまだ国内には少ないイメージですが、今後各社とも内部施策のコンサル提供に力を入れるのでは無いかと思います。


そして、個人的に最も重要だと考えているのがこちらの部分。

SEO市場の今後

(中略)SEOサービス提供企業はコーポレートサイトだけではなく、広くオウンドメディアを含めたコンテンツ開発やソーシャルメディア活用を含めたコンサルティングなど従来SEOサービスの範疇を超えた企業ニーズに応じる必要が出てくると予想されます。

そのことにより、SEOサービス提供企業は幅広いインバウンドマーケティングの1手法としてSEOを捉え直し、他施策と連携していくようなサービスを提供することになると予測しております。


「オウンドメディア」と「インバウンドマーケティング」です。

すっかりバズワード化したこれらのキーワード。
オウンドメディアを軸としたインバウンドマーケティング(コンテンツマーケティング)がSEOに取って代わるのだ!という話もちらほら出てきましたが、決してそういう話では無いと個人的には思っています。

むしろSEO事業者が提供するサービスの守備範囲が広がり、SEOというワード自体がより広義に捉えられる事になると。
オウンドメディアと言っても、ただの企業ブログを指す場合から、コカコーラパークのような大規模なCRMメディアを指す場合もありますが、こうしたサイト設計から内部施策、そのオウンドメディア上で展開するコンテンツのライティング業務、企画・編集業務、コンテンツのアウトソース業務、ソーシャルメディアでの拡散支援業務などなど、従来の枠に収まらない新たな市場ニーズが発生する事が考えられます。

つまり、これらの結果としてSEO市場が拡大するのだ、という事なのでは無いかと個人的には捉えています。(なぜ432億円なのか、その根拠は不明ですが、まあそういう事なんだろうなと。)

ちなみに、2011年に発表されたアウンコンサルティングによるSEO市場規模予測がこちら。

 2013年のSEO市場規模は327億円、2015年には432億円に成長ってホントかな
クロスフィニティ社のプレスリリースによる内容と比較して数字が大きく乖離している事はさておき、この時点では「アウトソーシング」「インハウス」「ツール」という3つの区分でしたが、恐らくオウンドメディア及びインバウンドマーケティングの市場が勃興することにより、より細かい区分が発生するようなイメージかと思います。

まあ、それらを総称して一括りに「SEO市場」と呼ぶのも何だか微妙な感じがしますけどね。

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