【書評】MEDIA MAKERS

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MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体 【書評】MEDIA MAKERSを読了!

私が普段良くチェックしているAdverTimes(アドタイ)で連載されていたコラム

メディア野郎へのブートキャンプ」が大幅に加筆・修正されて書籍になったとの事。

ソーシャル上での田端さんの発言は非常に(下ネタ満載で)面白いのですが(笑)、

コラムで見せる切れ味鋭いメディア論はまさに対照的!
実は前職時代、一度だけですが打ち合わせに同席させて頂いた事もあり、さらにリクルート出身者という事もあって、個人的には買わずにはいられない一冊でした。



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MEDIA MAKERSの書評

 【書評】MEDIA MAKERS 【書評】MEDIA MAKERS

「メディア論」というテーマを扱う書籍は、たいてい「現実離れ」している事が多いなと感じるケースがあります。そんな中でこのMEDIA MAKERS 【書評】MEDIA MAKERSはビジネス寄りというか、実情に即した実戦的な内容だとまず感じました。

これは、著者が実際に現場で多くのメディア(それもデジタルとアナログ、編集と広告の双方)を実務として経験されているからに他なりません。自らの経験から、独自の視点を加えてメディアの本質を捉えているように感じ、「ああ、なるほど!」とスッキリ腹に落ちる内容が非常に多くありました。

特に興味を持ったのは、論理的に整理されたメディアに関するフレームワークです。

 【書評】MEDIA MAKERS

例えば上記の「ストックとフロー」、「参加性と権威性」、「リニアとノンリニア」という、
コンテンツを軸にした場合のフレームワーク(「メディア野郎へのブートキャンプ」から参照)。

この中でも個人的に重要だと感じたのが「ストックとフロー」の関係性についてです。

日々の業務において痛感しているのが、ユーザーからコンテンツを発見してもらうための「SEOの重要性」なのですが、これはまさにストック型コンテンツを意識した施策と言えます。一方で、即時性のあるフロー型のコンテンツも、短期間でのユーザー獲得という点では欠かせません。

あくまで私見ですが、ストックとフローの関係性について具体的な例を挙げさせて頂きます。

ツイッターが流行した時によく耳にした「ブログの役目は終わった」という声。しかし現在に至るまで、ブログは変わらず有効活用されています。WordpressなどのSEOに強いCMSの活用が広まった事も大きな要因ですが、そんなアーカイブ性のあるストック型のブログと、即時的な拡散力のあるソーシャルメディアは非常に相性が良かった。その結果、双方を有効活用して成果を上げているメディアが多く存在するようになっている、と感じます。

もちろんブログもフロー型と捉える事が出来るとは思いますが、即時性という意味ではツイッターなどのソーシャルメディアには敵わないと思います。むしろストック型と捉える事で、より有効活用されているように個人的には感じています。

上記はあくまで著書の内容の一つですが、この他にも多くの示唆に富んだ内容が書かれており、自分の経験と都度、照らし合わせて納得するという読み方を通し「力がついた」という実感を得られました!

メディアに携わるビジネスパーソンは読んでおいて間違い無い内容だと思います。



著者紹介

田端信太郎

1975年生まれ。NTTデータ入社後、リクルートで「R25」の立上げと広告営業の責任者を務める。
その後ライブドアに入社し執行役員 メディア事業部長に就任。
コンデナスト・デジタル社を経て「LINE」を運営するNHN Japan株式会社の執行役員 広告事業グループ長に就任。



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