なかなか起業の決断が出来ない人へ!私が起業のために行った5つの事

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 なかなか起業の決断が出来ない人へ!私が起業のために行った5つの事
個人的な話ですが、6月にリクルートを退職後、準備期間を経て9月に起業しました!

11月中にサービスを開始する予定なので詳細は改めて報告させて頂きたいと思っていますが、今回のテーマは「起業するために行った準備」についてです。

なぜこのテーマを取り上げようかと思ったか。
それは、起業に対するリスクを必要以上に恐れている人が多いなと感じているからです。

というよりも、自分自身がそうでした。。

ですので、それを払拭するために取り組んできた内容を共有することによって、なかなかアクションが起こせない人の背中を少しでも押すことにつながれば良いなと。まだ経営者として何の実績を残した訳でも無いので偉そうなことは言えませんが、起業という決断と実行をした一人の意見・体験として参考にしてもらえれば嬉しいです。

1. いつ起業するかを決めた

自分の場合は、大学3年生の就職活動時に「絶対に30歳で起業する!」と決めました。

面接でも「30歳で起業します!」と宣言してましたし(それでも採用してくれた楽天に感謝です。。)入社してからも言い続けてきました。そして実際に今年、宣言通り30歳で起業しました。

なぜ30歳に設定したかというと、実はそんなに深い理由はありません。
強いて言えば、自信も実力も無かったので「20代は修行の期間にしよう!」と考えたからです。

いつ起業するのが良いかはみなさん人それぞれかなと思いますし、正解なんて無いと思います。
正直言って「決めの問題」だと思います。

言いたいのは、それがいつでもどんな理由であっても、自分で決めたからには絶対にやり遂げることが大事なんじゃないかな、ということです。

設定したタイミングまでに自分がどうなっているべきか。何が足りなくて何を伸ばすべきか。時期を決めることで、そこから逆算して自分の強化プランを考えることができます。長嶋監督が松井秀喜へ課した「4番1000日計画」みたいなものですね。(逆に分かりづらい)

なお、そもそも起業するべきか迷っている場合は、例えば「起業するかしないかを来年の誕生日までに決める」等、決断のハードルを少し下げることをオススメします。いずれにせよ「決める」、そして「決めたらやる」ことが重要では無いかと思います。

2. 会社員として社内起業を経験した

将来、起業することを決めて入社していたので、とにかく「新規事業」の立ち上げ機会を得ようと考え、実際に行動していました。
楽天時代には大小含めて6つの新規事業・新規サービスの立ち上げに関わり、その後移籍したリクルートでも今年の4月に「タブルーム」というwebサービスを立ち上げましたので、7年強の社会人生活で合計7つの「生み出す機会」を経験したことになります。

なぜそんなに新規事業に関われたのかと言えば、それは単純に「やりたい!」と言い続けたからです。もちろん何もせず言い続けていた訳では無く、適任と認められる様な行動や実績を残すことも心がけていました。

例えば楽天には当時、年に一度「ビジネスプランコンテスト」という、社員が新規事業のアイディアを提出できる機会がありましたので、入社早々そのコンテストで優勝することを目標に設定。はじめの頃は一次審査であっさり落選していましたが、諦めずに必ず毎年提出し続けるうちに、徐々に良いところまで残るように。そして5年目、ついに優勝する事ができました(1700件の中で勝ち残り、最後は三木谷社長との1対1のプレゼンでした)。おそらく優勝するまでに考えたアイディアの数は、余裕で100を超えていたと思います。粘り勝ちです。

実際に社内起業を経験することで学べる点はたくさんありますが、その中でも私が特に大切だと思うのは「失敗の法則」を学べること。「どうすれば確実に成功するか」を学ぶことは不可能に近いと思うのですが、高い確率で失敗する法則というのは間違いなく存在します。そして、往々にしてそれをやってしまう。経験が無ければ特に、ほぼ確実に何かしらの失敗を経験するはずです。

例えば、事業計画時に立てた仮説そのものが間違っていたと後で気づいたのに、それを認めたくないあまり意地になって進んでしまい、後戻りできなくなるとか。こういった「失敗あるある」は挙げればキリがありませんが、身をもってそういった失敗を体験することで、自分で起業する際に生かすことができます。

一方で、実際に起業するのと大企業での社内事業とでは、使えるお金やリソース、スピード、責任感などが全然違うので参考にならない、という意見もあるかと思います。それは私もその通りだと思うし、さくっと起業できる人は自分で失敗を経験して学び、大きく成長していけるはずです。その方が得られるものも大きいとも思います。

ただ、社会人のうちに疑似体験をしておくことは決して無駄にはならないばかりか、言い方は悪いですがお金をもらいながら起業に近い経験ができると。失敗してもクビになることはそうそう無いでしょう。起業に興味のある人は、所属企業で新規事業の立ち上げ機会があればぜひトライするべきだと思います。

3. 起業に向けて自分の弱点を補うために環境を変えた

前述した起業へのタイムリミットが近づいてきた頃、起業のために自分に足りないモノを洗い出しました。

楽天では幸いにも数多くの新規事業を経験させてもらい、その中でMBAホルダーや外資系コンサル出身者、元経営者など非常に優秀な方々と働く機会を得られました。それらのおかげで、事業企画およびマーケティングについては胸を張って自分の強みだと言えるレベルにまで達することができたかなと。

一方で、明らかに足りなかったのが技術的な部分でした。ネット関連事業で起業すると決めていたのですが、システム開発やデザイン面、サイトディレクション等については、組織的な問題もあって携わる機会が少なかったのです。

起業する時にそれらを知らないのは厳しいなと感じ、もう一度現場レベルで一から足りない部分を習得したいと考えていた頃、これまた幸いにもリクルートで新規事業の立ち上げに携わる機会を頂きました。

リクルートは本当にびっくりするほど好きなことをやらせてもらえる会社。成長の機会を与えることに超アグレッシブな環境です。私の意図を汲んで頂き、家具サイト「タブルーム」をゼロからほぼ全て担当させてもらうことに。技術面について最初はさっぱりでしたが、週末にプログラミングスクールに通ったりしながら徐々に覚えていきました。

そうして弱みを克服することができ、起業への不安要素を減らすことにつながったのです。

また同社は社員の起業についても非常に寛容な社風で、近い将来に起業することを言った上で採用してもらえましたし、実際に少ない在籍期間で退職・起業することになった自分を温かく送り出してくれました。非常に感謝しています。

ということで、起業のために何が足りないかを自覚すること、そしてそれを補うための具体的なアクションを起こすことが非常に重要だと思います。時には必要な経験が得られる環境に身を移すことも検討すべきでしょう。やりたいことが明確になっている場合は、近しい事業を行っているスタートアップに転職して経験を積むのもアリだと思います。

4.会社員として働きながら個人でも仕事をしてみた

会社員として色々経験をしてきた訳ですが、可能であれば起業までに「自分で稼ぐ経験」を積んでおきたいと思いました。いわば自分という商品のテストマーケティング。会社の看板を外したらさっぱり通用しないのか、それとも手応えを掴めるのか。

ただし楽天は副業禁止でしたので、一定の条件下であれば兼業可能なリクルートに転職してから取り組みを始めました。(転職理由は既に上述していますが、この点も理由のうちの一つでした)

実際やってみて感じたのは、会社以外の環境でお金を稼いだり信頼を得る経験というのは、起業の決断に対する心理的なハードルを下げる効果があるということ。平たく言うと「ああ、起業しても最悪一文無しになることはないな」という自信がつきました。仮に事業が上手くいかなかったとしても、最低限食べていくことはできそうだなと。

webデザイナーやエンジニアであれば、ランサーズ等のクラウドソーシングを利用して受託を行ってみたり、副業が禁止されている会社であれば金銭が発生しない形でスタートアップのプロジェクトに携わるなど、会社員をしながら外の世界に触れてみることで新たな発見があるかもしれません。そして、結果的に自信やきっかけを掴むことができれば良いし、トライして無理だと思ったとしても、挑戦したことによって自分の能力や経験の不足を実感する「新たな気づきの機会」だったと言えるでしょう。

5. スタートアップイベントに参加した

以前の記事「「Incubate Camp 5th」で優勝してきました!」でも書きましたが、シード段階のスタートアップを対象にしたベンチャーキャピタルで有名な、インキュベイトファンドが主催するスタートアップイベントに参加しました。

はじめはそのイベント自体の存在も知りませんでしたが、主催者にお声がけ頂いた関係で参加することに。イベント当日までに何度も他の参加者や主催側の投資家達と交流する機会があり、それらを通じて起業に対する意識がより現実的なものに変わっていきました。

最終的にはこのイベントでの優勝をきっかけに起業することになる訳ですが、イベントが終わった頃には完全に「早く起業したい」モードに変わっていた自分にびっくりでした。意識の変化に伴い、徐々に迷いや不安を感じなくなっていった様に思います。

起業を迷っている方や興味を持っている方は、こうしたイベントに思い切って参加してみることを強くオススメします。特に、「やりたいことが無い」「事業プランが思いつかない」という人。自らスタートアップの環境に触れることで、新たな刺激や気づきを得られる可能性があります。ちなみに私が参加したインキュベイトキャンプの場合は、経験豊富な投資家の方々が事業プランの検討やそのブラッシュアップをがっつり行ってくれます。起業仲間が見つかるというケースもありますし。

終わりに

だらだらと書いてきた訳ですが、とは言え起業するなら出来るだけ若いうちの方が良いんじゃないかと思います。

投資家の方と起業時の年齢について話をした際、彼は「30歳がギリギリだね」と仰っていました。年齢を重ねるに連れて徐々にリスクを取りづらくなるでしょうし、起業家の伸びシロを考えれば30歳という年齢は一つの基準になるのかもしれません。

個人的な実感値として、30歳前後の「起業家予備軍」社会人もかなり存在するのでは無いかと感じています。「将来的には起業してみたい」「チャンスがあれば起業してみたい」「やりたいことがみつかれば・・」と思いながら今に至る人達です。そうこうしているうちに、徐々に現実的な方向に進んでいく人が多いのでは無いかなと。

なかなか決められないなら、月並みですが決断するために動いてみるべきでしょう。
前述した通り、無理くり自分でタイミングを決めてしまうのも一つだと思いますし、副業してみたりイベントに参加して自らきっかけを作りに行くことも良いと思います。

最後に、日本だと大企業に所属している優秀なビジネスパーソンがスタートアップ市場にあまり出て来ないですよね。もちろん楽天にもリクルートにも優秀な人が多くいましたが、こうした人達こそもっと起業という選択をするべきだなと。そうなったら本当に世の中がオモシロイ方向に変わっていくんじゃないかなと。そんな願いも込めて今回は自分の経験を書かせて頂きました。


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